- 守銭奴 (岩波文庫 赤 512-7)/モリエール
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雨がすっごいですね~・・・・
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全国的に激しい雨が降っているようですが、北海道は特にすごいんだとか。
あっという間に雪が全部解けてしまいましたが、こ、凍んないといいな・・・・
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金曜日は講義がなくって、ラッキーでした。
こういう日って運転したくないし・・・
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さらに、昨日は6時45分ごろにかなり強い地震がありました。ついてないねー、札幌・・・・
と、飛び起きました・・・・
我が家は8階なので、かなり揺れるんですよね。
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昨日は閉館ぎりぎりまで大学図書館にこもって卒論やってましたが、
さすがこの時期は、あるとこ混んでますねー。
今日明日でほぼ完成まで持っていきたいなと思います。
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さてさて、久しぶりのフランス文学。
イギリスってフランスの影響を色濃く受けているわけですし、フランス文学もちゃんと勉強しておくべきかなぁと。
初☆モリエールになります。
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読書メーターで仲良くしてくださってる方が、かなりモリエールお好きらしくて^^
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モリエール
1622-1673と、17世紀を生きたフランスの劇作家。
おぉ、シェイクスピアよりちょっと後ですね。
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タイトルの『守銭奴』と聞くと、私の場合 即座に
= シャイロック
となります。
・どーーーしてもシェイクスピアと比較しての読みになってしまうのですが
どことなく、似てるんですよね。
まぁそれは後で述べることにして、先にあらすじを。
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簡単に言えば、
超ケチな守銭奴 アルパゴンという人物がいます。
彼の息子クレアントと、マリアーヌは恋人同士。
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しかし、アルパゴンもマリアーヌに恋してしまう・・・・・。
彼女を後妻に迎えようとするアルパゴン。
マリアーヌは、アルパゴンとクレアントが親子だなんて知る由もなく、驚く・・・・
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という感じの、父子ともども、一人の女性を愛しちゃった!
という喜劇です。
かなりはしょってますが・・・・
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モリエールってもっとお堅いイメージがあったのだけれど、
かなり読みやすいですね。
一番手に取りやすいこの岩波文庫はけっこう古めだけれど、訳は古くなかったですし。
お堅いどころか、途中ゲラゲラ笑えますc(>ω<)ゞ
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モリエールの喜劇って全体的にかなり薄いし、1時間かからないで読めちゃうし・・・・♪
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アルパゴンが金に執着する有様がまた、笑えるんですが
「金がなくなった!」と叫ぶあたりがシャイロックと酷似。
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いや、『ヴェニスの商人』の元となっているクリストファー・マーロウの『マルタ島のユダヤ人 』と似ているといったほうが良いかもしれません。(その部分は上記リンク先レビューにも記してあります)
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『守銭奴』の結末は、
勘のいい方だと分かってしまいますが・・・・・
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シェイクスピアのロマンス劇とか
モーツァルトの某オペラとか
オスカー・ワイルドの某戯曲とかと
似通った結末・・・・・。
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そういや、オースティンの某作品(どれだったか忘れたけど)でも、これについて皮肉って書いてあったしなぁ
すっごく、こういうのが多かったんですね。
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それにしてもシェイクスピア~ワイルドってかなり広いけど。
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モリエールの『守銭奴』は、ちょっと無理があるよなぁ・・・・・・という感じ。
やっぱシェイクスピアにはかなわないよね、しょうがないよね、
と思ってしまうのは、単に私がそちらを贔屓目で見ているからなんでしょうけど(苦笑)
・それでも、十分に面白かったので、満足です☆
・
↓がモリエールの四大喜劇だそう。
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