前回はチャールズ・ディケンズでしたので、今回はフランスの文豪!デュマにしたいと思います。(勝手に楽しんでる)
フランス文学の中で、個人的第1位のデュマ。
デュマ・フィス(小デュマ)も捨てがたいですが、お父さんのほうです。『椿姫』好きですけどね。
アレクサンドル・デュマ(1802-1870)
画像はウィキペディアからお借りしました。
大衆小説家とか言われているけれど、確かに面白いんですもの。
死ぬまで取り組んでも、彼の作品は読みきれない・・・・!というほど、数多くの作品があります。
初めて知ったけれど『ハムレット』で感銘を受け、劇作家を目指したんだとか・・・・!
「私の」シェイクスピアがきっかけだったのですね!ああ、怒らないで!
黒人奴隷の血をひいているため、人種差別に苦しんだのだそう・・・・。
まあ、私生活は・・・・うーん・・・・・・・・・な感じだけれど、デュマと聞くだけでテンション上がります☆
原書で読める方、羨ましい!
かなり古典文学の趣味の合う、ハイラさんというブロ友さんがいらっしゃるのですが、特にデュマ友と認識しています( ´艸`)
ではまず読んだことがあるもの
- モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)/アレクサンドル デュマ
- ¥798
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しつこいですね、すみません。
『岩窟王』と訳されていたりする名作です。
全7巻・・・・と確かにかなり長いけれども・・・・いやいやいや、15巻でも20巻でもいいよ!
もっと読みたいわよ!
短い!!
と言いたくなるくらい面白い!
大学受験会場に向かう地下鉄の中で降りるのを忘れてしまうほどの面白さ(苦笑)
無実の罪で14年もの間投獄されたエドモン・ダンテスの脱獄から、復讐劇・・・とドロドロしてそうな内容なのに、読んでいてスカッとするんですよね。
これもものっすごく面白かった1冊です。
本邦初訳が出たのは、ごく数年前の話。
スコットランド女王メアリー・スチュアートを主人公にした小説・・・・なのだけれど、ほとんどノンフィクションと言っていいんじゃないでしょうか。
スコットランド史とイングランド史を勉強していくうちに、かなりフランス側から描いていることに気がついて混乱しましたが、面白いんだものー。
ちょうどエリザベス1世と同時代の人です。
ジェイムズ六世(イングランドではジェイムズ一世)のお母さんね。
- 仮面の男 (角川文庫クラシックス)/アレクサンドル デュマ
- ¥1,050
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- レビューはこちら から。
- これは意外と・・・・・そんなに面白くなかったんですよねー・・・。
- 映画『仮面の男』のほうがずっと面白くて。
- という、かなり珍しいパターンでした。
未読。読んでみたい!
- デュマの大料理事典/アレクサンドル デュマ
- ¥29,400
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大学図書館にあるようなので、借りてきたいなーと思っていた1冊です。
デュマ、かなりグルメだったようですし・・・・。
- 黒いチューリップ (創元推理文庫)/アレクサンドル デュマ
- ¥735
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これのあらすじは忘れてしまったけれど、どうも数ヶ月前から気になってたまらない作品。
デュマならきっと、面白いでしょ
- ¥2,100
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- 三銃士 上 (角川文庫)/アレクサンドル・デュマ
- ¥540
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『三銃士』含め・・・・『ダルタニャン物語』。
デュマでもっとも人気があるんじゃないかとも思いますし、これは読み出したらはまりそうな感じですね。
どうも長そう・・・・・だけれど、来年あたりでも読むかな。
- 王妃の首飾り 上 (創元推理文庫)/アレクサンドル・デュマ
- ¥1,365
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これはやはり、マリー・アントワネットの首飾り事件を元にした小説ってとこですよね?きっと。
デュマの腕にかかったら、どんな感じなんだろう・・・・楽しみ。
関連書
こちらは読みましたー。
うーん、思ったよりは面白くなかったけど
恋人のありがたみがよーーく分かります・・・・・・。
どの人物にしても、文豪だからって、好き勝手やっていいわけじゃないよねっ!
- 褐色の文豪/佐藤 賢一
- ¥2,100
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デュマ本人を主人公とした小説らしいです。
これは読んでみたいー。
それと、ここでいうのもなんですが、最近イギリスの小説ばっかりだな~・・・・・と気付かれている方。
一応、院試対策のつもりにしている部分があります。
どこ出るか分からないからね
英語圏でない、特にフランスやロシアのは少しの間だけお休みかな・・・。