ごくごく個人的な話です。
昨秋 私の義母は
アルツハイマー型認知症と
診断されました。
元々は料理の得意な方でしたが
現在は
義父に料理を一任するほどに
料理ができなくなりました。
それでも 義母は
あるがままに ニコニコ過ごし
日々を穏やかに過ごしています。
嫁はあれこれ心配になる
認知症のある方を介護するうえで
一般的に ご家族を悩ます
BPSD(行動心理症状)が
ほぼほぼ見当たらない義母。
画像はお借りしました
ですが 嫁の私はそれでも
あれこれと 心配してしまいます。
義母は
買い物以外の外出は ほぼ無く
昼間は一人で過ごしています。
孤食となる昼食は
毎日 抹茶の蒸しパン1つのみ。
元々水分も あまり摂らない方で
最近は便秘も続き
食後に たまに嘔吐もあるそう。
また暑くても クーラーは
自分のためには使いたがらず
使い方もままならない状態です。
今は穏やかに暮らしているけれど
こんな状態では
どんどん 弱っていくし
この夏 暑さに耐えられるのか
とっても心配になるのです
だから 夏だけでも
昼間 デイサービスに行って欲しい。
偏食・熱中症の危機・運動不足から
少しでも 遠ざかっていて欲しい
義父はあるがままを選んでいた
そんな私の想いを 義父に
借りている畑の手入れを一緒にしながら
伝えてみました。
義父は
「母さんは
あんまり人と過ごすのは
好きじゃないみたいだ」
「だから 俺も
デイには行かなくていい
と思っている」
「マジで?お父さん」
と思ったものの
日々 義母の変化を見て
支え続けている義父が
このままでいいと判断したのです。
あるがままでいい
このまま義母の想いに応えて
過ごせるだけ過ごしてもらおう
そう思っているのがわかりました
認知症介護 想いはそれぞれ
まだ起きていない問題の為に
今から対策をしたとして
それが義母の為になるかもわからない。
どっちかというと
嫁の安心の為のデイサービス利用
なんですよね
このとき畑で
義父と交わした言葉は
少なかったのですが
そんなことが 一気にわかり
私も今は あるがままに
義母を見守ろうと思いました。
在宅で介護をされている皆さんは
こんなふうに
家族それぞれの想いを
すり合わせる作業もしながら
日々を過ごしているんだなあ
認知症と介護について
かなりユルイ感じで学べました。
嫁はまだオロオロしていますが
義父は どーんと構えています
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました