現在 全国の病院や施設では
将来の専門職の卵が
実習に励んでいるはずです
当院でも 4月以降
作業療法士の卵が次々と
実習にきており 日々頑張っています
リハビリテーション専門職の1つである作業療法士
上の図は 下記サイトからお借りしました
この仕事に就くためには
国家試験に合格しなければならないのですが
正直 私にはそんなことよりも
最終学年時に立ちはだかる
長期実習が
ずっと大変そうに思えていました
先輩たちが 実習終盤は3日徹夜したとか
毎日泣いていたとか 散々 話してくれたので
長期実習は 8週間あり
どこかの病院や施設で 現場の
作業療法士の指導を受けながら
実際に 患者様を担当し
どんなアプローチが必要か考え
実施していくことができます
これを当時は3カ所で行わねばならず
全ての実習先で合格しなければ 留年
・・・また 長期実習8週×3回となります
この長期実習が本当に大変でした
指導者の言うことを聞いているだけでは
当然ダメなんです
実習先は県外のことが多く
知り合いは いません
ものすごく不確かな知識のままに
実習生に対して不信感全快に見える
患者様を相手に 会話や
自信のない検査をすることから
始めるのです これは私の場合ですよ
患者様にしてみれば 早くリハビリをして
回復し 退院したいと
当然考えていらっしゃいますから
不安そうな学生に ではなく
経験豊富な指導者にみてもらいたい
と思いますよね
指導者側になった今は
分かるのですが
実習生が担当する患者様は
結果として
指導者が担当するよりも
心身ともに回復されることが
多いように思います
なぜかというと
実習生は 実習期間 とにかく
その患者様のことを ずっと
考えています
逃げ出せたら どんなにいいか と思いつつも
必死で関わります(これは 私ですね)
指導者が患者様に関わる時間の
何倍もの時間 実習生は
担当する患者様に関わるので
患者様は煩わしくても 何かと
活動性があがります
また 実習生の行動は
事前・事後に指導者と共有するため
指導者は
患者様に不利益になることは
そもそも 許可しません
未熟ではあっても 適切と思われる
訓練内容を(指導され)行いますし
他の作業療法士からも
担当患者様のことで 様々な
アドバイスをもらう機会が設けられるので
結果的に 指導者のみが担当するより
いい作業療法がなされたりします
実習生が去った後
患者様に 実習生ロスとか
あったりも するんですよ
つづく
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました