認知症と生きがいについて ⑧ 生きがいを構成するもの | 生きがい見つけた 認知症専門病院で働く作業療法士のブログ

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認知症になっても 自分の得意を活かして暮らせる世の中は
もっと生きやすいはず♡
そんな世の中が見たいなあ (≧▽≦)

そんなことを想う 認知症専門病院で働く 作業療法士が
書いているブログです

今日は 生きがいの図を使って

生きがいを構成する要素を

復習していきます

 

 

・好きなこと

・得意なこと

・世間・世界が求めるもの

・お金になること

 

 

の4つの要素が重なった部分が

その人の「生きがい」になる

ということを表した図です

 上矢印 画像はお借りしました

 

 

この4つの要素のうち

認知症のある方には

以下の3つを 私は重視します

*若年性認知症の方は4つ必要かもですが

 

 

・好きなこと

 その人が価値を感じること

 も当てはまるそうです

 

 

・得意なこと

 苦労せずできること と

 いえるかもしれません

 (認知症のある方の場合は

 残存能力も当てはまる!?

 

 

・世間・世界が求めるもの

 他者から必要と

 感じてもらえること 

 ともいえます

 

 役割的なものもこれに

 あてはまるのではないかとラブラブ

 

 

 

 

 

さてここで 患者様が 

活き活きされているなあ

と私が感じた 作業療法場面を

もう一度 振り返ります

 

 

ぬり絵や 難しめのパズルを 

思うように仕上げられたとき

 

 

回想療法で

すっかり忘れていたことを

思い出し それにまつわる

エピソードなどを話したとき 

 

 

園芸中 

草むしりに夢中になったとき

 

 

懐かしの歌を合唱し

場が一体になっているとき口笛

 

 

実習生に 長老のように

語っているとき

 

 

その方の生きがいの枠に 

入っていたのかもしれないし

 

 

ただ 好きなだけ 得意なだけ

 

 

達成感や 懐かしさや 一体感から

一時的に 活き活きされただけ

かもしれません 照れ

 

 

 

何が 患者様の活き活きに

つながったのかは

 

 

患者様 お一人お一人の

これまでの在り方や

普段のご様子から

想像するしかないのですがてへぺろ

 

 

 

 

あ~まとまる気がしない

 

 

 

つづく

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございましたラブラブ