できるだけ ご自分で召し上がれるように   座席編 | 生きがい見つけた 認知症専門病院で働く作業療法士のブログ

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認知症になっても 自分の得意を活かして暮らせる世の中は
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そんなことを想う 認知症専門病院で働く 作業療法士が
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自分の得意を活かして 暮らせる世の中は

もっと生きやすいはず 照れ

 

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そんなことを想う

認知症専門病院で働く 作業療法士が

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飛び飛びで 書いていた

注意散漫で お食事がすすまない

認知症のある患者様の話の続きです

 

 

ついでに この話も 一向に進まない!?

 

 

 

 

 

この患者様は 食欲があり 

スプーンも お箸も

使いこなせていますが

 

 

お食事を 食べ始める時と

半分ほど召し上がった頃からの

少なくとも2回は

 

 

お食事へと 注意を向け

動作を促す関わりが必要そうだ

ということがわかりました びっくり

 

 

 

 

 

食事中 に限ったことではないのですが

周辺の物や人の動きに

気をとられ易い 影響され易い

という方の場合

 

 

気を逸らしてしまうような

不要な情報については

 

視界に入りにくくなるように

環境を整える (情報を制限する)

食事の席を替える

という方法があります 椅子

 

 

 

 

 

お食事の後半は特に 周囲の動きに気を取られ

手が止まってしまう この患者様

 

 

周りからの不要な情報を遮断し

食事に集中できるように

環境調整をするとなると

 

病棟の食堂の場合

人の移動が見えづらい

部屋の隅の 離れた場所で かつ

皆さんから背を向けた席に

ご案内することになりますショボーン

 

なんだか 寂しい食事風景あせる

 

 

 

これは

集中していただくためには

「あり」な方法なのですが

 

 

遮断するほどに

 

私たち職員からも

この患者様のご様子が

わかりづらくなる という

重大なデメリットがガーン 

 

 

 

というのも

この患者様は ピンチのときに

危機を伝えることができる方

ではありません

 

食べ物が詰まったときは なおさらだと思います

 

 

 

 

 

ところで 患者様は

目の前で食事を召し上がる

他の患者様のご様子から

 

「今は食事の時間らしい」と

認識されているご様子が

観察されていました ニコニコ

 

 

ですので 食事をされている

他の患者様のご様子は

必要な情報であり 

遮断する必要はない はずニヤリ

 

 

 

 

というわけで

患者様のお席は 

歯磨きや下膳の為に動く人が

視界に入りにくい 食堂の奥で 

 

 

時間をかけて

ゆっくり召し上がる患者様の前

のお席に 仮決定 クラッカー しました

 

 

 

 

 

つづく

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございましたラブラブ