お仕事をする上でいろいろなスキルが必要だと思いますが、
今の時代に必要なスキル、それは
「調査力」
……はて…?
となる方もいらっしゃるかもしれませんが、
私はどんな仕事をするにしてもこの力が必要だと考えています。
時代が変わると共に、この力が誰でも比較的簡単に
手に入れることができるようになりました。
今回は、この調査力についてお話をしていきます。
ポイントを先にご紹介。
■調査力の源は「疑問を解決する」こと
■質問の前に自分で調べることが第一歩
■調べた内容が「正しいがどうか」を考える
■「情報化社会」をうまく活用する
上記、4点です。
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「調査力」というものの源になるものは、
「疑問を解決する」ことです。
「エアコンはつけっぱなしの方が電気代が安いってほんとなのか?」
「唐揚げとザンギって何が違うの?」
「ツナとシーチキンって一緒なの?
こういう疑問があった時に、「解決」まで持っていくことが大切です。
※なかなか例のような疑問にはぶつからないかもしれませんが…。
今は情報化社会ですから、ご自身で調べてみると多くの情報が出てきます。
パソコンの操作方法なども同様ですね。
面接にくる応募者の方からはよく、
「PDFへのファイルの変換、データの圧縮の方法がわかりません。」
とお問い合わせいただきます。
社内のスタッフさんからは
「給料が上がって、社会保険料が上がったんですがなぜですか?」
とお問い合わせいただきます。(昇給おめでとうございます。)
疑問を持つことは何よりも大切ですが、
「自分で調べる」ことが最初の一歩になります。
「PDF ファイル変換 やり方」「PDF データ圧縮」
「社会保険料 計算方法」
上記のような形で調べられない人が意外と多いものです。
「僕は、私はちゃんと調べられるから問題ないな。」と
思った方、
ほんとうに問題はありませんか?
調べた内容は正しい情報ですか?
調べられる人は、その調べた情報が「正しいかどうか」を考えましょう。
情報化社会の中では、真実と嘘の見極めが重要になってきます。
いくつかの記事を見て、その事柄の根拠となるものを確認してから
自分の知識として引き出しにしまいましょう。
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私の話ではありますが、この調査力が土台となって
自身の営業活動や会社からの評価を得られるようになっていきました。
「当たり前なことだろう」と大人の方たちは思っていたかもしれませんが、
「当たり前なことを当たり前にやる」
までには時間が掛かってしまいますし、成長は1日、2日では見えないものですから
ここまでちゃんとできるようになった自分をきちんと褒めてあげています。
私を含めた今の20代の方たちは、情報化社会の中にいながら
情報化社会をきちんと理解・活用していない方たちもいます。
「時代にあった働き方」をするためにも「調査力」というのを今一度、見直していきましょう。