「履歴書・職務経歴書、書き終わったぞ~!
あとは応募フォームから提出…っと。」
「あとは提出だけ、…ポチっ……と」
この時にWord、Excelなどのデータ書式のまま提出していませんか?
もしくは履歴書を携帯の写真で撮って、写真データ(JPEG)で送っていませんか?
履歴書が送れていれば問題はないのですが、
相手(企業側)のことにも配慮することでマイナスの印象を作らないようにすることが
大切です。
履歴書・職務経歴書の提出を行うときに大切なこと2つを今回はご紹介します。
①PDFファイルで提出(会社から指示がない場合)
②ファイルのタイトル名を(【履歴書】〇〇〇〇※自分の名前)とする
ここで理解、納得ができている方はブラウザバックで大丈夫です。
理由を説明していきます。
①PDFファイルで提出
これの理由は2つ。
1つは皆さんのデータ管理をする上で、住所や電話番号、大学名などを入力するとき
パソコンのコピー&ペーストを使用することがほとんどです。
このとき、写真データ(JPEC)の場合にはその方法が使えません。
※文字の認識はできますが、毎回全てを正しく認識できるわけではないため
使用していないです。
加えて、写真データで送っている場合、文字が見にくかったり、写真自体が曲がっていたり、
企業側が良い印象を持つことは考えにくいです。
写真データ(JPEG)で送るのは必ず避けましょう。
2つめの理由は、Word、Excelのデータは開くときに
PDFデータに比べて表示する時間が掛かるうえ、
WindowsかMACかでデータのレイアウトが変わります。
せっかく時間を掛けて作った自己PRも「文字が隠れて見えない」と言ったことも
多々あります。もったいないです…。
②ファイルのタイトル名を(【履歴書】〇〇〇〇※自分の名前)とする
これについては社会人になってからの基礎にもなります。
保存したものを後で見返すことがあった際に
「このデータは何のデータなんだろう」と企業側や上司がならないように
タイトルまで気を遣いましょう。
私は社会人なり立ての頃、この「データのタイトルを変えない」ということで
ひどく怒られた経験があります。
当時は
「なんでこんなことまでやらなくてはいけないんだ。
上司の方でファイル名を変えればいいじゃないか。」
と思っていましたが、マネジメントや採用担当をやってみると
上司が言っていたことがよくわかります。
仕事の丁寧さが伝わる、というのと単純にとても助かります。
そういってくれれば良かったのにと思うところはありますが、
これは私のところから変えていけば良いお話。
いかがでしたか?
今のご時世、直接対面の面接は減り
WEB面接などのオンライン上での面接が主流となった今、
履歴書・職務経歴書も
「手で書くのが基本」の時代ではなくなりました。
パソコンやアプリで簡単に作成ができる時代となり、
企業側もそれが基本だと考えるところが増えてきています。
ただし、時間を掛けて作ったため完成した時点で安易に送ってしまうと
印象を悪くしてしまう可能性があります。
また、「PDFで送るのが礼儀、タイトルは変えるのが礼儀」と覚えるのではなく
「なぜそうするのか?」と自分の行動の後に出てくる人たちのことを考えられると
あなたの人間力に磨きがかかるかもしれませんね。