「おはよう！いってくるよ」
と庭の盛り上がった赤土に向かって言いながら、
「これ、人に見られたらちょっと恥ずかしいやつだな」と笑ってしまう。
16年 過ぎたらしい 大事な家族
あのこのおかげで 皆が癒された
楽しい時間をありがとう
優しさをありがとう
また 会いたいな
たくさんあるアメブロの中から ここに辿り着いて頂いたご縁に感謝いたします。
ありがとうございます
音秘 おとぴ です
飼っていた 犬が亡くなりました。
あっという間の16年でした。
ご近所さんにも主治医の先生にも
可愛がられていた愛嬌のある子でした。
最初は 1年間だけという約束だったのに
子供や夫が 手放したがらず
ご飯や散歩 お風呂など
あんたたちがやんなさいよ！
と強く言っていたのに
奴らはやらなくなり
結局私がやるようになりました。
生後 1年までは やんちゃで手に負えない子でしたが
1歳になるころ １０匹の赤ちゃんを産みました。
初産で10匹って・・・
何時間もかけて出産しました。
なかなか出てこれなくて仮死状態の子もいて
どうしてよいかわからない私は
脳内でムツゴロウさんのTVを再生しながら
15分ほどタオルでこすりました。
11匹も飼えないので
里親さんを探しすべて行き先が見つかり
ホッとしたのを覚えています。
たくさんたくさん 思い出があり過ぎて尽きません。
体調が悪くなってからは
食事に困りましたが
亡くなる数日前までほぼ毎日
散歩に出かけました。
亡くなる前日
私は出かける予定があり
車を出していると
じーーっと見送ってくれました。
これでほんとにお別れだな
って心のどこかで思っていたけれど
その気持ちを直視しないようにしていました。
出先で 急に体調が悪くなって家に帰りたくなったり
ちょうど あの子が亡くなった時間の頃
娘の家でいたのですが
「バン！」と何かか破裂するような音がしたり
あの子らしい挨拶でした。
亡くなった後は いろんなところへ走って出掛けているようです。
お腹が空く事も無いし
私に捕まえられることもないし(笑)
大好きな場所へ 好きなときに
好きなように 遊びに行っているようです。
でも なぜか 朝は必ず庭にいます。
お線香も好き嫌いがあって
高野山 奥の院でいただいたお線香がお気に入りです。
蚊取り線香は嫌いだったね。
母が言うには 母方のおじいちゃんが
連れて行ってくれることになっているようで安心です。
あの子と一緒に歩いた散歩道は
変わらず太陽に照らされて
振り向くと あの子に会えるような気がします。
１人で抱え込まないで
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