8月の暑い日の事


大世古BASEさんから連絡がありました。


飼い主さんの車に轢かれて


後脚が不自由になった2ヶ月半の仔猫。


里親さんを探してもらえないかの相談でした。



左後脚の骨折


右後脚は折れて骨が飛び出し


骨盤の変形。


顎も歪んでいる。


飼い主さんは病院へ連れて来たものの


引き取りは出来ないそうで


大世古BASEさんが仔猫を引き継いで


手術をしてくださいました。



引き取りに行く日にちを決めたのですが


経過があまり良くなく


再度手術になり


お迎えは2度の延期。


2ヶ月入院で再度両脚の手術。


左後脚に関しては飛び出した骨の一部切除。


排便が上手く出来ず骨盤を広げる手術。






下半身麻痺を覚悟していましたが


何度も何度も手術をしてくださり


トイレも自力で出来るまで回復しました。






私の都合もあり


脚のプレートを外す手術を終えたばかりで


抜糸前の状態でしたがお迎えに行きました。


書面とUSBで仔猫のデータを頂き


こちらの動物病院で引き継ぎをお願いし


診察と抜糸。


レントゲンに映っているのは


歪んだ骨盤と


切除されたボコボコした形の骨。


ボルトの跡。


よく頑張ったね。









左後脚は、切除された骨の所から


膿が出ているので


薬を飲んで治療を続けていきますが


場合によっては、今後脚の切断も


覚悟していかなければなりません。


ただ、右後脚に麻痺の症状が出ているので


出来れば完治して欲しい。




大世古BASEさん


病院の先生


命を繋げてくださり


ありがとうございました。




名前はムギちゃん


娘の猫になりました。