いわき市で公営住宅の屋上に設置した太陽光パネルが一昨日の強風で落下したそうた。
これが新聞に載っていた写真です。



これだと大体30°くらいの角度だと思います。
33枚に架台で大体800kgくらいでしょうか?

この架台、据え置き型で設置型じゃないのか、固定されていなかったそうです。

このパネルの設置はひっくり返っている状態なので、風がパネル裏面から直接当たる形になります。

飛ぶのは必然ですね。
素人の設計です。
据え置き型ならもっと水平に近い形でコンクリートブロックで架台に重りを乗せて風対策するタイプはありますが、この手のタイプは設置型で架台を屋根に取り付けたコンクリート台にネジで固定します。

通常架台メーカーが各種安全基準の計算をしますので、メーカーの設置方法を踏襲していたら、起こらない事故なんですけどね。
この手のタイプの架台を据え置き設置で提案をする神経がわからない。
設置コストさえケチれば後は知らないって考えとしか思えません。
素人とプロの違いは、何かを無いよう色々な引き出しを沢山吸収して、20年~30年は無事に経年劣化以外のロスが生じないように設置できるかできないかです。

2月にも1枚パネルが落下しているそうなので、施工の不備もあったのでしょう。
設計も施工も素人ってことです。