秋葉原の事件でダガーナイフというもので人を刺した。
いわゆる両刃の剣というやつです。
ニュースのコメンテーターが
「アウトドアが好きでナイフを持っているけど、ダガーナイフは使わない」
といっていたが、陸の上ではあまり使い道が無い。
しかし海で使うナイフの主流は両刃の剣のはずだ。
両手で操作するわけではないし、体を動かすのも水野抵抗があって
動かしづらいので、両刃の剣が使いやすい。
ようはどのような状況で使いやすいナイフなのか、だ。
アウトドアナイフとかサバイバルナイフいわれるボウイナイフが
最初に造られた背景というのを知っているのだろうか?
もともとは人を殺すために造られたナイフなのだ。
西部劇でよく聴く『アラモ砦』でジム・ボウイという軍人が
インディアンを刺殺するために造ったナイフである。
時代背景があるのでナイフの是非は問わない。
ようは使う側がどのように使うかだ。
以下に規制してもどのようにして取り締まるというのか?
人を刺す目的で持ち歩いている人が、いつもおおっぴらに持ち歩くわけが無い。
隠し持っているはずである。
それを見つけ出すのは至難の業であろう。
それより早急にしなければならないのは使う人殿の倫理観を教育することだろう。
公務員の教師が思想信条の自由を訴えて公務員法で定められている
国旗、国家を蔑ろにしている事体教育の荒廃に繋がっている。
「我が家は学校の教育方針に従わない」のが思想信条だといわれれば、
どのように対応するのだろうか?
思想信条の自由もあるが、職業選択の自由もあるのだから
自分で選んだ公務員の教師なら、その規則に従わなければならない。
権利を主張するのならばそれに付随する義務を
履行するということを教えなければならない。
今の教師にはそれができるのだろうか?
ナイフ規制法案を考える暇があったら
教育改革こそが今必要なのではないだろうか。