ここのところ、本気で歌舞伎にハマリつつある。

けっこう高いので、ほどほどにしなければ・・と思いつつも、歌舞伎座で1番前の席が空いているのを発見してしまい、ついつい予約。だって、勘三郎が出るんだもの。。



「歌舞伎の何が面白いわけ???」



と良く聞かれる。確かに。つい最近まで、私もそう思ってた。





 何って言われると・・何だろう?世界観とか?役者とか?自分でもよくわからないけれど、今のところ勉強する事が多くて、それが面白いみたい。

 

 題名は全部漢字で読めないし、【忠臣蔵】とか【義経】とか出て来ても、ほぼオリジナルストーリー。でも面白い。私の心をギュッとつかんで離さない感じ。





 歌舞伎といっても、江戸時代からずーっと同じ事をしているわけではなく。実はかなり進化しているし、新作も多いのであります。



 明治維新後の歌舞伎を支えた大名優、九代目團十郎。



 と、五代目菊五郎の銅像。





 銅像の写真だと、顔の違いがイマイチわからないけれど。。



 今は十二代目・團十郎と七代目・菊五郎の時代。



 同じように時が流れているのに、團十郎は三代受け継がれて、菊五郎が二代なのはナゼだろう??と思って調べたら、六代目の菊五郎が偉大すぎて、その子供たちが後目を継げなかったそうで。



 御曹司だからって、名前を継げるわけじゃぁないんですね。



 今の菊五郎は、六代目の孫にあたる。そして、團十郎の子・海老蔵と、菊五郎の子・菊之助は同い年。ちなみに私も同い年。。



 海老蔵がどんなに芸能人にモテようと、歌舞伎の世界ではまだまだハナタレ小僧の年齢。幸四郎でさえ、人間国宝の籐十郎や富十郎に比べたら若く見えるもの。やっぱり60オーバーからが本領発揮☆



 私って。。実は年上好きなのかもしれない。うぅ~ん。。この歌舞伎熱、いつ冷めるのだろう???