LUMIX DMC-FX500。1000万画素機です。カメラのキタムラで200円。
メッキの剥がれなどがあって見た目があまり良くないんですけど、1000万画素機が200円って、どう見てもこれはオトクですよねぇ という訳で即決でget。
とりあえずバッテリーがないので動作確認ができないんですけど、そうだ、バッテリーを注文する前に、むかし即席で作ったあれ でテストしてみようかな。
で、早速繋いでみたんですけど、起動しません。うんともすんとも反応なしです
うーむ、おかしいなぁ。これって不動品なのだろうか。気になったので分解をしてみました。すると・・・
うわぁぁ何じゃこりゃああ
中が白い粉まみれです。これって電解液の結晶じゃん
コンデンサの方は膨らんでいる様子がなくて、バッテリー端子のところが汚れがひどかったので、これはきっとバッテリーが液漏れを起こしたせいでご臨終になってしまったのでしょう。リチウムイオンの液漏れってあまり聞いたことがないけれど、こんなのは初めて見ました
どちらにしてもバッテリー電解液というものは基板を激しく腐食させるものなのです。きっと隅々までボロボロに腐っちゃってんだろうなぁ。
どう頑張っても復活はまず無理っぽいです ガーン
ダメは分かっていながらも、一応、分解清掃を試みます。
ボタン基板を外し、液晶をボタン側へずらせて外し、上カバーとコンデンサは上へずらせて外してみました。
電源スイッチの状況はこんな感じ。ボロボロに錆びています。
撮影再生切り替えスイッチはもっと悲惨な状況で、完全に錆び付いています。
バッテリー端子。右の+端子が変色していて特に腐食がヒドい。電解液はここから漏れたのだろうか
一応、水をつけた歯ブラシでごしごしやって基板を洗ってみましたが、やっぱというか通電しません。
そればかりか、作業中に何となく手がヒリヒリしてきちゃって、もう最悪だわ
というわけで、これは修理不可能と判断し、試合放棄です
やれやれ、今回はとんでもない地雷をふんじゃった こんなんじゃ部品取りにもならないや。レンズくらいは何とか使い物になりそうな気もしますが、それも電気的な接点が生きているかどうか怪しいものです
次回から買うときはバッテリーケースの中も良く調べておいたほうがいいですね。気をつけましょう
※今回投資額:200円
※難易度レベル:---
※注意:感電の危険がありますので良い子は絶対にマネしないでください