SONY Cybershot DSC-T7。以前にカメラのキタムラで購入した500万画素機です。
(過去の記事はこちら )
あまり使い勝手が良くなく、画質もイマイチと言うこともあって、実はあまり気に入ってはいなかったのですが、それでもたまにはブロク用に持ち出して使っているうち、段々に液晶の具合が悪くなってきてしまいました
スイッチを入れると、最初だけちゃんと表示されるのですが、ほどなくポワーンと全体が白くフェードアウトして最後にはご覧のとおり真っ白で何も映らなくなってしまいます。
一応撮影は正常にできるので、これは明らかにCCDではなく液晶の側の故障でしょうねぇ。
気に入らないカメラだとはいえ、いざ壊れたとなれば何だか惜しく思うもの。
一応、分解してできる限りのことはしてみましょうか。
このカメラは薄いだけあって中はびっしり部品が詰め込まれており、非常にいじりにくいデジカメでした
1.見えるネジを全部取ります。
2.前のカバーを外します。上側がハメコミになっているので外しにくいのですが、がんばれば何とか外れるはずです。
3.白い薄いケーブルを引き抜いて外します。これは裏蓋とつながっています。
4.裏蓋を外します。
5.表側に戻り、液晶のフレキシブルケーブルを外します。
6.裏側に行って液晶を外します。フレキは細い隙間からするっと抜きます。
で、これがT7の液晶です。
このフレキのどこかが断線しているのでしょうが、これを特定するのはかなり難しそう
こいつのひとつひとつの端子の通電を確認する気力もないので、「どうせ使いにくいカメラだし、捨てても惜しくないや」と負け惜しみの言葉を吐きつつ、あきらめて元どおりに再組み立てへ。
組みなおして、まさかと思いつつも電源を入れてみたら・・・
あれ?、直った
何と正常に戻ってしまいました
ちょっと信じられないけれど、ということはフレキを挿すコネクタのところが接触不良になっていたのでしょうか?それとも単にこいつの機嫌が悪かっただけ?
とにかく、詳しい原因は不明ながら、分解・再組み立てだけで直ってしまいました。
その後は同じ症状は出ません。
こんなこともあるんだなぁ。結果オーライですけどちょっと不可思議で気持ちの悪い一件でした。
※今回投資額:---円
※難易度レベル:低
※注意:感電の危険がありますので良い子は絶対にマネしないでください