先日ホールマークのテレビCMが流れていたとかで母が驚いて話していました。
いつも視聴している番組のスポンサーにたまたまなかっただけかもしれませんが、子供向け番組でオモチャや雑誌、文房具のCMは見た記憶はあるもののグリーティングカードは確かに見覚えがなかったので、一般的に需要が増えたのかな?と少し嬉しくなりました。



*graphic station / 赤い屋根と7star bug(mountain mountain HIGH LAND SERVICE / Yamashita Kohei)





*Dimanche / MERRY CRISTMAS
ハガキ



*メーカー不明/オルゴール付きカードセット(オルゴール/SANKYO)





☆゚.*:゚・。・冬の推理小説 ゜・。:*:・'°☆

お休みの日に、暖かい室内でのんびりとミステリーを読む楽しさは何とも言えない贅沢感があって大好きです。
クリスマスの時期を描いたミステリーですと、私はホームズやフロスト警部、モースやブラウン神父など人気シリーズの短編を思い浮かべます。
人によって好みは様々かと思いますが、私は冬の休日に読むミステリーはなるべく読後感の良いものを好む傾向があります。



*国書刊行会 / 「英国風の殺人」
シリル・ヘアー 1995年1月初版
この「世界探偵小説全集」シリーズは興味深い作品がとても多く、どれも楽しいです。
シリル・ヘアーはこの作品が初めてでしたが、何と楽しい作品なのだろう!とすぐに「法の悲劇」「ただひと突きの・・」(当時購入可能な本でした)を買って読みました。
他の作品はハラハラドキドキの謎解きの楽しさが印象的でしたが、こちらは解説文にもある「ユーモアはヘアー作品の大きな魅力であり~中略~ことに大人(たいじん)の風格がある。」と云う、ユーモアを存分に味わえる楽しさがあります。
この季節、楽しく読書をしたい気分の時に読み返す本のうちの1冊です。




*講談社/「猫丸先輩の推測」
倉知淳 2002年9月初版

猫丸先輩シリーズの短編集です。
唐沢なをきさんのイラストも含め、猫丸先輩のほんわかした楽しいミステリーで大好きです。
ちなみに長編では「過ぎ行く風はみどり色」がシリーズの中では大好きです。



*講談社 / 「銃とチョコレート」
乙 一 2006年5月
装画・挿画/平田秀一
装丁/祖父江慎 安藤智良
シリーズ造本設計/阿部聡

ミステリーランドのシリーズは全ての作品が書き下ろしで、「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」と云うコピーに惹かれて、当時は発売を楽しみにしていました。装丁画と挿絵の担当の方との組み合わせも楽しみの一つです。
クリスマスのお話ではありませんが、乙一さんの作品は出だしから重いものの展開に引き込まれて、ラストの読後感の良さはこの時期にピッタリだな、と思っています。





*東京創元社 / 「吹雪の山荘」
(リレー作品) 2008年1月初版


何とまぁ有名人が揃ってる・・・と書店で目にした時は思いました。
執筆に加わっていない大学生の有栖まで出てくると云うので楽しみに読みましたが。当たり前と言いますか・・・しっかりと本格推理小説で、リレーに期待した混乱要素はほぼゼロの、逆にリレー作品なのにちゃんとしていて驚きました。
でも事件そのものも解決編も読後感は良かった(倉知淳さんの「星降り山荘の殺人」ほどの楽しさはないですが)ので楽しいと思いました。





*角川書店 / 「堕天使殺人事件」
(リレー作品) 平成14年5月初版/文庫(単行本/1999年9月刊行)
こちらは秋が舞台ですので季節的には外れますが、大好きなリレー作品なのでご紹介させていただきます。
これぞリレー!と云う混乱の連続で、本当にひとつの事件として解決編はあるの?と思いつつも、「もっと事件が起きないかな♪」等とつい期待をしてしまいます。
そして、頁をめくると期待を上回る新たな事件が続々と起きるので、途中あまりの展開に笑いが止まりませんでした。


☆*。.:*:・'°☆。.:*:・'°☆・。.:*:・'°☆



*TOCONUTS  ハガキ





*NIHON HALLMARK /ミニカード
(illustrated/ Yumi Watanabe)






*Gakken /クリスマス ブロック付カード(ダイヤブロック)