黄砂注意予報を気にしながら、ゴールデンウィーク後半の4、5の両日は、大阪府下を走った。姫路から山陽道を車で一時間半。4日は、八尾、東大阪、藤井寺、羽曳野、大阪狭山、和泉市の六市。5日は、大阪、堺、高石市の三市の友人・知人宅を訪ね、参院大阪選挙区の新人「石川ひろたか」支援を訴えた。


 効率的に周ったつもりだが、散在する個人宅訪問ゆえ、一日せいぜい10軒あまり。それでも随所で思い出に残る出会いがあった。そうした中で厳しい見方をつきつけられた代表格は、「公明党は政権与党に身を寄せすぎる。自民党との十年間で自らを貶め、自民党をも破局に追いやった。そんな党は応援できない」というもの。これには、「日本の安定のための政権与党入りであった。単独で政権をとれない第三党の宿命を理解してほしい。この10年で公明党は国益の大切さを、自民党は民衆益の大事さを相互に学んだはず。公明党のこれからに期待してほしい」とかえしておいた。


 嬉しい出会いの代表格は、三年前に初めてお出会いした方が、その後にこちらがお世話したことに好意を抱いて下さり、快く「石川ひろたか」支援を約束して頂いたこと。


 全てが終わって南海・浜寺公園駅に向かった。ここは、辰野金吾博士の設計になる明治時代の空気漂う歴史的駅舎として有名。かねて見たいとの念願が叶った。丁度駅構内にある展示場で、地域の刺しゅう作家お二人の個展(草花刺しゅう展)が開かれていた。大変珍しい作品の出展とあって、ひとときを楽しく有意義に過ごすことができた。もちろん公明党支援を訴えることを忘れずに。好感を持っていただいたものと確信し、帰路についた。