先日、党の「自動車問題議員懇話会」に出席し、1)中古車業界 2)自動車整備業界 3)自動車リサイクル業界―の3業界から様々な要望を聞いた。中古車業界からは、13ヶ月連続で減少する極端な販売不振に対して、新車販売助成金制度の中古車への適用拡大や在庫軽自動車税の減免の実施などが強く訴えられた。また、整備業界からは、整備率向上のために検査前整備の徹底が強調されると共に、10年を超えた自動車の車検有効期間を現行の2年から1年にすることを可能にしてほしいとの点が出された。リサイクルに関しては、効率的な資源循環システムの構築や解体士制度の導入などが要望として出された。


 これに対して、私は車検に出した直後に、車が異常をきたしたりすることが結構多いことから、自動車の整備についてはユーザーの間にかなり不信感がある。つまり、整備に出すと、かえって悪くもないところを触られて高額の整備点検代を請求されることになりかねないことから、なるべく整備には出さないというのが一般の気分ではないか、と。そのあたりをどう克服するかです、と率直に言ってしまった。


 その直後のこと。地元の秘書から連絡があった。いつも乗ってる車が遂に動かなくなったというのだ。我が愛車は、当選直後に購入したものだから、既に15年ほどは乗っている計算になる。未だ10万キロも乗っていないから、まだまだいけると思っていたのに。メーカーによると、乗用車等は10年使用を念頭に製造されているというから、もはや寿命かもしれない。なんだか、中古車業界の方との上記のやりとりの直後だっただけに、車に報復されたような気がしてきた。