終日雨のしょぼ降る中、川西市、伊丹市を挨拶に回った。今日から参議院予算委で補正予算の審議が始まったが、当方は解散総選挙に向け、歩け歩け、走れ走れしかない。ただどこへ行っても、「何時ですか?年内?年明けでしょ」と言った問いかけばかり。「10月末解散、11月末投票です」と断じているものの、株価任せの雰囲気も漂い、“予断”は許さない。この言葉、便利に使われることが多いが、要するに分からんと言うことと同義である。恐らく麻生さん自身も何時“宝刀”を抜いていいか分からないに違いない。


 新聞休刊日は、実にほっとする。自宅で朝日、毎日、神戸。宿舎で日経、産経。地元事務所で読売。国会事務所で東京と七つの一般紙を購読し、勿論、それぞれの場所で聖教、公明をとっている。これら全てに目を通す作業は楽ではない。休刊日は誠にありがたい。先日、細川護煕元首相の近況を報じた記事で、新聞をとらず、テレビも見ない日々を過ごしているとあり、鮮やかに記憶に残っている。いいなぁと、憧れを持って読んだものだ。日々のニュースを追いかけ、時に振り回される私としては。新幹線での国会と地元の往復の車中を読書に充てている身としては、地元中心になると当然ながら極度にその機会が減ってしまう。


 それでも、兵庫県は広いゆえ、今日のような地域に行くときは、姫路から新大阪まで新幹線に乗るわけで、束の間ながら本を開けるのはありがたい。