姫路市役所の市政クラブで、加盟新聞各社の記者と懇談。若い記者ばかり10人ほどを前に、今回の選挙情勢や分析をするとともに、取り組み方を述べた。記者からは、地元選挙区の自公選挙協力の有り様や、比例区票の上乗せについての戦略を訊かれた。前回の衆院選は兵庫県にあっては、12選挙区全てで圧勝したものの、今回は相当程度巻き返しにあうことは必至。このため、双方の緊密な連携が必要だし、文字通りあうんの呼吸が求められよう。それでいて比例区では、それぞれの差異化をしたうえで、公明党の売りを徹底的に浸透させねば、とても票の上積みは難しい。従って、元祖生活者の党は公明党であることを訴えたいと強調した。
昼からは、4日目の諸団体回り。県司法書士会館では、丁度居合わせたY政治連盟副会長と懇談。長く公明党に共鳴してくださっている方だが、今回ばかりは、与党惨敗のシグナルが感じられると指摘。その最大の理由として、後期高齢者医療制度で年寄りたちが感情的に反発していることをあげられた。私は、制度導入時の厚労副大臣として、世代間や世代内、地域間の不公平を是正することは欠かせないとするも、舛添厚労相や、麻生新総裁らが見直しを表明し、新制度を創設するとしたことには反発を感じると述べた。あまりにもポピュリズムにすぎるのではないか、と。このまま早期の選挙戦に入ると、混乱は必至で、与党に得策ではないとの意見で一致した。