早朝に新幹線で東京へ。11時から党中央幹事会。12時から外交・安全保障合同部会。13時からマニフェスト検討委員会に臨む。中央幹事会では、農薬などによる汚染米の一部が転売され消費者に売られていた問題が話題に。工業用といいつつ、食用に回されていたという事実はきわめて由々しい問題で、農水省の責任は重大だ。すべての汚染米はただちに焼却・破棄されるべきだろう。どうしてこんな事態が起きたのか。原因が究明されないと食の安心など絵に描いた餅になってしまう。また、新たな自民党執行部との政権協議に向けての方向性についても議論された。


 マニフェストについては、『生活を守るのは公明党です』とのキャッチコピーのもと、柱にすえるべき政策課題として、経済、年金、少子化、雇用、医療、農業、教育、環境、平和・外交などが挙げられた。それぞれの分野で、短い言葉で有権者をひきつける公明党らしい問題意識を的確に反映させることの必要性が強調された。


 夜には、かつて私が広報局長をしていた頃に公明党番記者をしていた各社の記者連中が数人集まって、懇談をした。それぞれ歳月の流れと共に重鎮になっており、なかには政治部長にこのたび昇進した人も。最近の政局をめぐり情報交換をした。