12日は朝早く船で、坊勢島に渡る。敬老の日の催しにでるため。はしけには懐かしい人たち十人ほどで出迎えてくださる。「何年ぶりかな、赤松さんが坊勢にくるのは」と軽口を叩いたり、「ちょっと見ぬ間に痩せて若返ったね」などと冗談ともお世辞ともとれる会話をかわす。この島に初めて渡ってから約20年。人柄の好い人ばかりに支援いただき、家島諸島での公明党の支持率はきわめて高い。元家島町議会議長で今は家島地域審議会会長の岡田義彦氏も、自治会長と一緒に姿を見せてくださり、会場まで案内をしていただいた。式典では自民、民主の代議士ともども挨拶。「物事をはじめるのに遅すぎることはない」との先人の言葉をひき、健康で長生きをする秘訣は、新しいことへの挑戦だとの持論を述べた。会場に来られた坊勢の名士の方々にしっかり挨拶して辞した。この夏、家島本島での伝統的郷土芸能・獅子舞を見て感激を新たにしたものだ。岡田会長から離島の抱える課題、要望を終了後聞いて、解決への尽力を約し、再び船上の人となった。