投票日まであと2日となった27日、この夏一番に違いない猛烈な暑さのなか、愛知県内を走った。名古屋は暑いとは聞いていたが、お昼頃はまるで顔の表面が焦げるという表現がぴったりする程の紫外線を感じた。


 メディア情報では民主党新人にかなり引き離されているとのこと。しかし、まだまだ投票行動を決めかねている人も多く、逆転は十分に可能な範囲だと確信する。前日に懇談した高校時代の後輩が経営する会社の中部営業所やら取引先、代理店などを回った。いきなり行ったこともあり、中心者が留守ということも。刈谷市内では空振りとなって呆然としているところに、偶々二人連れの訪問客が。先方も当方と同様に、所在なさげ。思い切って話しかけた。すると、自民党候補の高校時代の野球部の先輩にあたるとか。しかし、ひるまず、こちらの窮状を訴えた。「自分は無理だが、彼ならば」と部下を指差される。どこまで効果があったかは疑問だが、無駄ではなかったはず。


 名古屋市内に家内のピアノの同門がいるとのことで、アタックした。無事お会いできたが、なにしろこちらが本人ではないゆえ、話がもどかしい。ようやく通じだして聞けば、ご主人はその分野では著名な大学教授。しかも某民主党代議士と懇意とか。ここでもひるまず突っ込むと、元公明党・国民会議から一時期参議院議員をされていた高木健太郎元名古屋市立大学長と、彼女は面識が少なからずあり、公明党には親しみを感じているとの話が聞きだせた。ここまでくれば話は弾む。必ずや期待にこたえてくださるものと思い込む。


 「一期一会」を胸に走り回った一日。夕闇迫るなかに一陣の風が心地よかった。