統一地方選挙の後半戦、そして参議院の補欠選挙などの投票日。最後の最後まで全力で闘い抜き、是非とも公明党候補の全員当選の大勝利を、と願う一日でした。立候補者の一覧ポスターが張られた町の掲示板を見ながら、これだけ沢山の候補者から一人の意中の人を選ぶのは至難の業だなといつも思います。衆参両院や首長選挙、あるいは都道府県議会などは数人から(地域によって勿論違いますが)選ぶため、問題はさしてありませんが、40人、50人と張られていると、とても比較など出来ないでしょう。だからといって、こうした掲示板は無用だというのではありません。なにかしら工夫は出来ないものかと思います。大変な経費がかかっているわけですから、いい加減には考えられません。出来れば、選挙の時にだけ掲示板を立てるのではなく、当選した人だけを常時張ったままにしておくのはどうかと考えることもあります。しかし、それでは町の景観を損なうし、イタズラ書きに利用されるのがオチでしょう。


 インターネットの普及は政治の世界でも革命的な変化をもたらしつつあります。当選したら何をしているか分からないというのではなく、常時その行動や考え方が掌握できるようになってきています。勿論、まだまだとの感じは否めませんが・・・。ただ、もう少し経つと、全家庭にあって、すべての地域の代表の実態が正確につかめることになることが期待されます。ただ、それとて手前味噌の情報ばかりを突きつけられるのはご免ということになることも懸念されます。判断する有権者にとって必要な客観的情報や公的データが常に誰でもアクセスできるようになる時代はもうすぐそこまできてるのかもしれません。


 ところで、現在は、選挙期間中のHP(ホームページ)更新は禁じられています。ビラやポスターの枚数が規制されているのと同様の発想からです。この点について、早急に解禁すべしとの意見が高まりつつあります。一部には、候補者に対する中傷合戦が懸念されるとして、反対論が根強くあります。私も、選挙期間中は凍結するべきだと思います。まずは、候補者を紹介(実績、政策、主張などを含む)するサイトを選管が公開したらどうかと考えています。