インターネットからデータをダウンロードするときの話です。
ダウンロードするときの速さは、回線の種類や混雑具合、
あるいは ダウンロードしようとするパソコンやスマホの性能によって、
変わります。
パソコンの通信速度をみてみよう
たとえば、パソコンの無線LAN 、Wifi のプロパティを見てみてみましょう。
リンク速度、 300Mbps と表示されていますね。
これが、このパソコンのWifi の通信速度です。
データをダウンロードするときのスピードを見てみよう
では、PCゲームのプラットフォームであるSTEAM のダウンロード画面をみてみましょう。
ダウンロード中、 9.2MB/秒 という表示がなされています。
「 /秒 」という表記はps と直すとして、
9.2 MBps 。先ほどの無線LANの通信速度は、 300Mbps 。
まぎらわしいですが、
「B」と「b」で
大文字と小文字の違いがあることにお気づきでしょうか?
結論から言うと、 このふたつの単位は
8 bps = 1 Bps
という関係があります。
Bps と bps について
ダウンロードする速さをあらわす単位が、
bps です。
wifi ルーターの表記では・・・・
bps とは、
b ・・・bit (ビット)
p・・・per(パー)
s・・・second(セコンド)
のことで、1秒間に流れる(流せる)データの大きさをあらわします。
これと似ているのですが、
Bps という単位もあります。
B・・・Byte(バイト)
p・・・per(パー)
s・・・second(セコンド)
違うのは、最初の文字が b から B になったこと。
小文字の b と、大文字のB の違いです。
bit という単位は、 0か1しか入れられないデータ単位。
Byte は、bitを8こつなぎ合わせたデータ単位。
ハードディスクやメモリなどの
保存容量を表すときに使われるのは
Byte (バイト) の方です。
・・・・・・・・・・・・・・
もし
ダウンロード速度 300Mbps
としたら、
「1秒間に 300メガバイトのデータがダウンロードできる」
のではなく、
300÷8=37.5なので、
「1秒間に 37.5メガバイトのデータがダウンロードできる」
ということになります。
紛らわしいですが、
憶えておいても損はないと思います。