初代タイガーマスク(佐山聡)を書いていたら、嘉納治五郎っていたよねと思い立った。
で、嘉納治五郎を書いた物語を読んでみた。
講道館柔道の創始者であり、柔道・スポーツ・教育分野の発展や日本のオリンピック初参加に尽力するなど、明治から昭和にかけて日本に於けるスポーツの道を開いた。「柔道の父」と呼ばれ、また「日本の体育の父」とも呼ばれる。
偉い人であるな。
僕らが子供の頃は講道館柔道の三船久三が有名であった。
身長159cm、体重55kg。小柄な体型ながら「空気投げ」で大男を投げ飛ばしたそうだ。
今は、柔道は体重制になってしまい、小男が大男を投げ飛ばす姿は見られない。
相手の力を利用して投げ飛ばすのが柔ら(やわら)であるのに、今は 積極的攻撃が無いと負けになる。
柔らでなく剛になってしまっている。
柔道着を着たレスリングになってしまったのだな。
講道館柔道と言えば「姿三四郎」である。
姿三四郎は西郷四郎なのであるが、身長153㎝であった。
この時代、体重制はなく、柔能く剛を制していたのである。
初代タイガーマスク(佐山聡)は身長172㎝で、 192cmの前田日明、196cmの高山善廣をギブアップさせたのと同じである。
相撲界でも、炎鵬は面白いなあ。
わがブログの川柳に投稿している仁眞心君は講道館四段である。
強いのか?
まあ、オカンや娘に空気投げ(眼力めぢから)で投げ飛ばされている。
女には講道館柔道だろうとプロレスだろうと敵わない。
姿三四郎(西郷四郎)は、陸軍士官学校に入学を希望し会津から上京、人力車の車夫をしていた。
その人力車に、嘉納治五郎が乗ったのである。
途中、嘉納治五郎は暴漢に襲われた。
その時の嘉納の柔術(まだ柔道でない)の強さを知り、かねて天神真楊流柔術の心得のあった姿三四郎(西郷四郎)は弟子入りをしたのである。
本当かどうかは分からんが、物語にはそうあった。