「会合で小沢家の隣に住んでいる人と会ったので聞いてみたら、御上洛の時にも小沢家に寄るんやと。」
「エエッ!そうか~、しまった~、準公共施設にメールで小沢家や渡辺家には御上洛では寄らないぞ、と書いて送ってもたが~。」
まあ、こんなこともあるだろう。
まさか、渡辺家にも御上洛の時に寄っているんじゃなかろうな?
準公共施設では、僕のことをクレーマー、変質者と思ってるやろな~。
仕方ない、気にしない、ドンマイ、ドンマイ・・・・・・・。
行燈を沢山つけたお出迎えの「山車」を先頭に、高張り提灯30張とお供の方々が後に続き、その後を蓮如の御輿が消防団の方々に担がれて続く。
また、その後を大勢のホウズキ提灯を持った参詣者が続き、「蓮如上人様、吉崎にお着き~」との連呼の中、町の中を練り歩き吉崎東別院へ。
別院では太鼓と鐘と半鐘でお出迎えする。
こうして、本堂に入られた御影は10日間の法要が行われた後で御上洛となるようだ。
このへんのことは行ったことが無いので分からん。
来年は吉崎に行って見たいと思っている。
山本和子さんという石川県出身の仏教大学文学部史学科卒業論文
「蓮如と民俗について」 -吉崎御坊跡近辺を中心にして-
を見つけた。その中に面白い記事があったので2つばかり紹介する。
その一つ
御下向道中でお櫃の中に入れて運ぶ蓮如上人の御影が、もう真宗門徒の物ではないらしい。
いわゆる真宗大谷派の「お東騒動」である。
東本願寺は第24宗主大谷光暢亡き後、4人の男子血脈により分裂が起り4派に分かれた。
よくは分からないが、裁判で宗派側へ返還が命じられた360点の中に蓮如上人の御影が含まれているというのだ。
この卒論は15年以上前の物であるからその後の裁判がどうなったか、今の蓮如上人御影道中の御影が本物か代替品か等は分からない。
知っている人がおられたら教えて欲しいものだ。
またもう一つ
蓮如上人御影道中の資金である。
正確なところは公表されないのだろうが、卒論中に平成十年のお布施の事が書かれている。
Bさんの話では御下向で約百八十万円、御上洛で約百三十万円集まり
その中から供奉人や宰領の必要経費が差引かれて東別院に納められた
そうである。
御影道中の間、何人かの供奉人が首からお布施を入れる袋を下げていて、道中にお布施をいただいたり、お立ち寄りの場でお説教の後でお布施をいただくのであろう。
お布施は減ることはあっても増えることは無いのではないだろうか。
蓮如上人御影道中 余話は終わる。
----------------------------
【川柳コーナー】
○柳児
冬ちかし 点検いそぐ 消雪孔
風物詩 消雪点検 加わりぬ
*冬が来るシリーズ
2年程前に除雪機を買った。
今回、除雪機のオイル交換をしようとしたら
ミッションオイルが漏れていて除雪機が壊れていた
修繕に13,000円も掛かった
保証期間内に壊れてくれれば良かったのに!
○忘己利他老
刑務所も 介護必要 高齢化
*刑務所シリーズ
みんな死刑にする訳にもいかんしの~。
おばちゃんは スマホが苦手 ガラパゴス
*おばちゃんシリーズ
おんちゃんもそやけど。
○比叡鷹
若い日は 艱難厭わず 絵への道
画く前 一礼作法の 美しき
*豊田三郎画伯
明治の人の一徹さ。
○鷺 草
真っ直ぐな 故に壁にも 突き当たる
*どれだけ壁を壊したことやら。
芯を抜き 縄となりましょ 夫婦道
*そんなこと言うて、縛ったらあかんよ。
○駒 草
年まして 元気なとこは 口だけよ
*おしゃべりとお食事は元気の元やから
胃も元気やろ。
○深紅の薔薇
今日の客 真っ赤なコート 負けたかも
*まだ勝負する気か?
まだ枯れぬ 心でマグマ 燃えている
*危ないの~、くわばらくわばら