Border migrants San Diego

 

 

米国土安全保障省は27日、密入国斡旋組織を通じて入国した移民約400人の

 

身元を確認しました。

 

同組織は過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」とつながりを

 

持っていた可能性があります。

 

 

同組織の目的は人々の密入国であり、テロリストを入り込ませることではない。

 

と、当局者の一人は述べていますが、

 

こことつながるある組織は昨夏、ウズベキスタン人の一団を南部国境から

 

入国させていました。この手引きをした人物はISISと関係を持っていました。

 

 

今回の件で調査対象となっている400人の移民は、大半が中央アジアの出身者。

 

当局者によれば、当該の400人のうち多くは移民対応に携わる機関により拘束

 

されているが、現状米国に脅威をもたらすと特定された人物はいない。

 

調査は現在も進行中である。

 

と述べています。

 

 

 

米当局者は今、タジキスタンやウズベキスタンなど中央アジアからの移民に対する

 

懸念を強めています。今月、米国各地でタジク人8人を逮捕しました。

 

容疑者らはISISと何らかの具体的な関係を有していることが判明。

 

 

中央アジアにおけるISISの分派組織「ISISーホラサン州(ISISーK)」

 

は、指導部の大半がタジク人で構成。

 

最近タジク人が欧州で起こした一連の襲撃は、ISIS-Kの意向があった

 

とされています。

 

3月にモスクワのコンサート会場で起きた襲撃では。100人以上が殺害

 

されました。