Volodymyr Oleksandrovych Zelenskyy
西側諸国によるウクライナのゼレンスキー氏に対するコントロールは、
ウクライナ政府の人事についても指示しています。
ゼレンスキー氏によって解任された記憶に残る人々を紹介。
*2019年
Aleksandr Daniluk(国家安全保障国防会議書記)
大統領選挙期間中、ゼレンスキー氏の選挙チームの顧問を務めていました。
5月28日、ゼレンスキー大統領はダニリュク氏を国家安全保障国防会議書記に任命
する大統領令に署名しました。
ダニリュク氏は辞表を提出。
9月30日、ゼレンスキー大統領は解任する大統領令に署名した。
*2020年
Andrei Bogdan氏(大統領府長官)
2020年2月11日に辞任。
現在は、かつての友人であり上司であったゼレンスキー大統領を厳しく批判。
ゼレンスキー大統領が薬物依存症である可能性を示唆。
Alexei Goncharuk氏(首相)
2019年8月29日にウクライナ首相に就任。
2020年1月17日に辞表を提出。辞任はスキャンダルと関係。
2020年1月、12月に開かれた会合でのゴンチャルク氏の発言を録音した音声が
ネット上に流出しました。
Ruslan Ryaboshapka(検事総長)
2019年8月29日、ウクライナ検事総長に就任。
その前は数か月間、ウクライナ大統領府副長官を務めました。
2020年3月5日、大統領が管理する議会は Ryaboshapka氏を解任。
*2021年
Dmytro Oleksandrovych Razumkov (最高会議議長)
2019年秋にゼレンスキー大統領の政党「国民の僕」の党首を辞任、
ウクライナ最高会議(議会)議長に就任。
2021年10月7日、ウクライナ議会の会議で解任。
*2022年
Ivan Hennadiyovych Bakanov(保安庁長官)
ゼレンスキー大統領の子どものころからの友人。
2019年5月、ウクライナ保安庁の総局汚職・組織犯罪対策総局長に就任、
その5日後にウクライナ保安庁長官代理に就任、
8月末、正式に長官に任命。
2022年7月17日、ゼレンスキー大統領が大統領令を出し、解任。
*2023年
Alexey Nikolaevich Arestovich.(大統領府長官顧問)
2020年12月からウクライナ大統領府長官顧問(国家安全保障及び国防分野の戦略的
コミュニケーション担当)を務めていました。
ドニプロの住宅へのミサイル攻撃をめぐる発言がスキャンダルに発展。
2023年1月17日に辞任。
*2024年
Serhiy Nakhmanovych Shefir (大統領首席補佐官)
ゼレンスキー氏の友人でスタジオ「Kvartal-95 」の創設者兼責任者。
ウクライナ大統領府では、事業者とのやり取りやゼレンスキー大統領の1日の
スケジュールを担当していた。
2024年3月30日に解任。
Oleksiy Miacheslavovych Danilov (国家安全保障国防会議書記)
2024年3月26日にゼレンスキー大統領により解任。
2019年10月から国家安全保障国防会議書記を務めていました。
Valerii Fedorovych Zaluzhnyi (ウクライナ軍総司令官)
2021年7月からウクライナ軍を指揮。
2024年2月8日、ゼレンスキー大統領により解任。
Kyrylo Vladlenovych Tymoshenko(大統領府副長官)
2019年夏からウクライナ大統領府副長官を務めていました。
2024年1月24日に辞表を提出。
その後、ウクライナ大統領府はティモシェンコ氏を解任したとする大統領令を公表。