Stormy Daniels(1979年3月17日 - )

 

 

 トランプ前米大統領がポルノ女優への不倫口止め料支払いに伴ってビジネス記録を

 

改ざんしたとして起訴された訴訟。

 

 

ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ氏本人が7日、証言台に立ちました。

 

2006年にトランプ氏との間で性的関係があったと主張。

 

それにまつわる卑猥な詳細を明らかにしました。

 

 

ダニエルズ氏によれば両者は著名人が参加するゴルフトーナメントで出会い、

 

トランプ氏が所有するホテルの一室に入りました。

 

証言中、内容が露骨すぎるとしてマーシャン判事が複数回割って入り、それ以上の

 

具体的な説明を止めさせる場面がありました。

 

 

ダニエルズ氏側の広報は、トランプ氏が大統領選出馬を表明した15年から

 

両者の性的関係をマスコミに売り込もうとしていた。

 

結局トランプ氏が女性蔑視発言を連発した過去のテレビ番組のテープが16年10月

 

に公表された後、トランプ氏の顧問弁護士(当時)のマイケル・コーエン氏と交渉。

 

トランプ氏との関係を公にしないという条件で、コーエン氏がダニエルズ氏に

 

13万ドル(約2000万円)を支払ったといいます。

 

 

トランプ氏の弁護士はダニエルズ氏による卑猥な内容の証言を受けて、

 

判事が審理無効を宣言するべきだと主張。

 

トランプ氏が依然として一連の疑惑を強く否定する中、陪審員らに不公平で偏った

 

証言を聞かせる結果になったと訴えました。

 

また当該の証言は検察側の起訴内容であるビジネス記録の改ざんと

 

何ら関係がないと指摘。

 

 

これに対し検察は、証言が被告の意図に関する有力な証拠になると示唆。

 

トランプ氏による口止め料支払いの動機につながるものだと反論。

 

 

最終的にマーシャン判事は審理無効の申し立てを退けましたが、

 

「物事には言わずにいた方がいい場合もあると考えている」と述べ、

 

証人としてのダニエルズ氏に対しての扱いにくさを感じていることを示唆。

 

 

トランプ氏の弁護士は反対尋問で、ダニエルズ氏が話の詳細をでっち上げ、

 

トランプ氏をゆすろうとしていたと主張。

 

16年大統領選前の13万ドルの支払いも、ゆすりと同じだと言いました。

 

自身の信用を失わせようとする弁護士の狙いを受け、

 

ダニエルズ氏の動作や口調は明らかに変化しました。

 

トランプ氏を嫌っているかとの問いには「はい」。

 

ゆすりの意図があったとの尋問に対しては、「違います」。

 

と短い否定をしました。

 

 

ダニエルズ氏は裁判の再開する9日に、再び証言に立つ予定。