ロシアのモスクワ赤の広場で9日、大祖国戦争(第二次世界大戦の独ソ戦)の
戦勝79周年を記念した軍事パレードがありました。
(すみません。私のコンピューターがうまく作動しません。
Victory Parade against Germany とYoutuで検索して下されば、パレードの様子が見れます)
パレードでは9000人以上の将兵が行進。
当時活躍したソ連戦車T34や大陸間弾道ミサイルシステム・ヤルスなど70種類以上の
軍事車両が参加。
5月9日、ロシアでは毎年、大祖国戦争(1941〜1945)の戦勝記念日を祝います。
第二次世界大戦の重要な部分である大祖国戦争は、1941年6月22日未明に
始まりました。この日、ナチス・ドイツは独ソ不可侵条約を破り、ソ連に侵攻。
4年にわたった戦争。
バレンツ海から黒海に至る長大な戦線では、双方向から同時に800万人~1300万人が
戦い、6000~2万台の装甲車、8万5000~16万5000門の大砲、7000~1万9000機の
航空機が投入されました。
1945年5月8日(モスクワ時間では5月9日)、ドイツの無条件降伏文書が調印。
ソ連では5月9日がナチス・ドイツに対する戦勝記念日とされ、
ロシアにも引き継がれました。
戦勝記念日には軍事パレードや記念碑、慰霊碑への献花など、追悼行事が行われ
ました。
ウラジーミル・プーチン大統領の演説
「我々の戦略戦力は常に即応態勢を整えているが、ロシアは世界規模の軍事衝突を
避けるために、できることを全てする」
世界には第二次世界大戦の真実を歪曲しようとするものがいる。なぜなら、
嘘をついて植民地政策を行う者たちにとって、真実は邪魔だからだ。
復讐主義や歴史の嘲笑、ナチズムの正当化は、西側エリートの共通の方針。
ロシアはいかなる国家や同盟組織の独占権の主張を認めない。このような野望が
何をもたらすか知っているからだ。
ロシアはナチズムに対する闘いにおける各国の共闘と協力の伝統をこれからも
記憶に残し、忘れることはない。
ロシアは困難で節目となる時期を迎えている。
祖国の運命と将来は、我々一人ひとりにかかっている。