西アフリカのニジェールで、ロシア軍と米軍が数週間前から同じ基地を使用
しています。
関係者によると、「Airbase 101」と呼ばれる基地の中で、
ロシア軍と米軍はそれぞれ別の格納庫を使用、別の場所を拠点としています。
しかし、「それほど広いエリアではない」と関係者は指摘。
3月には米アフリカ軍のMichael Langley司令官らがニジェールを訪問し
ロシア軍の駐留について懸念を伝え、エアベース101の今後について疑問を
呈しました。
その数日後にニジェールは、2014年以来、米軍の駐留を認めてきた協定を
打ち切ると発表。
米国防総省は、米軍の秩序ある撤収についてニジェールと協議していることを確認。
Sabrina Singh副報道官は、今週中にも再び代表団を送り米軍の撤収について
さらなる協議を行うと説明。
ロシア国防省は1月に、ロシア軍とニジェール軍の関係強化で合意したと発表。
4月11日には、ロシアが装備品や軍事指導官100人をニジェールに派遣する
とロシアのメディアが報道。