USS Higgins
Bryce S. Pedicini
25日、日本に配属されていた誘導ミサイル駆逐艦の水兵で外国政府高官に機密情報
を提供した罪に問われていたBryce S. Pediciniが、
金曜日にスパイ未遂とその他の関連罪で有罪になった
と海軍が発表。
23年5月19日に日本で逮捕されるまで、USSヒギンズ(DDG-76)に配属されて
いました。
量刑判決は今年5月7日に予定されており、Pediciniは逮捕以来、公判前勾留されて
いました。
一般軍法会議で審理され、スパイ未遂(統一軍律103条a)、
合法的命令に従わなかった(92条)、合法的一般命令違反未遂(80条)で有罪。
軍法会議が指示する死刑以外の刑罰 のため、スパイ未遂で有罪判決を受けた軍人に
最高刑や最低刑はありません。
同被告は今年初め、スパイ活動や防衛関連情報の漏出など14件の容疑罪名で訴追
されていました。
起訴状によると、Pedicini被告は外国の1カ国の国民あるいは同国政府関係者に対し
少なくとも6回にわたり機密情報を流していました。
これら機密情報を得ていた外国の国名には触れられていません。
米海軍の記録によると、同被告は08年に海軍に入隊。
これ以降、駆逐艦2隻に12年間以上の乗艦任務に就いていました。
22年8月には船上の鎮火対策の責任者に昇進。
業績をたたえる勲章なども複数回授与されています。