米国首都ワシントンの Reagan National Airportで 、
旅客機2機が同一の滑走路で衝突寸前の異常接近を起こしました。
米連邦航空局(FAA)が調べています。
両機は約400フィート(約122メートル)の間隔まで近づいた後に停止。
あわやの惨事を免れました。
管制塔内ではこの2機の離陸や走行を止めるための叫び声が響きました。
両機は、別の滑走路へ向かっていたサウスウェスト航空と離陸の走行を始めていた
ジェットブルー航空の便。
航空無線サイト「ライブATC」の録音記録によると、
18日午前7時40分ごろ、離着陸業務を担当する航空管制官は
ジェットブルー航空機に「滑走路4」を使っての離陸を承認。
ほほ同時に航空機の地上走行を担当する別の管制官がサウスウェスト航空機に、
同滑走路を横切って別の滑走路へ向かうことを許可。
この約30秒後に、両管制塔内に2機の離陸と走行の中止を訴える叫び声が。
ボストン行きのジェットブルー航空機はこの後、滑走路4の所定の位置に戻り、
離陸。
サウスウェスト航空機も同滑走路を横切って別の滑走路へ向かう指示を受けた後、
予定通りオーランドへ出発しました。