アメリカは、今日は3月31日です。
今日は、2024年のイースター。
イースターは、基本的に春分の後の最初の満月の次の日曜日。
キリストは反逆者として十字架にかけられ、その処刑日から3日目の日曜日の早朝に、
マリアたちがキリストの墓を訪ねましたが、その墓はもぬけの殻でした。
そしてキリストの復活が告げられました。
イースターはイエス・キリストの復活をお祝いするキリスト教のお祝い事。
「復活祭」とも言われ、英語でEaster。
キリスト教において、生命の復活と繁栄を祝う、春の最も重要な行事です。
イースターエッグは、イースターを祝うための特別な鶏卵。
もともとはゆで卵を使用していましたが、最近では、卵アレルギーなどの場合の代替
えとして、チョコレート、ゼリー、砂糖など、さまざまな食材で作られたものが
あります。
卵を飾る習わしは古代から存在し、卵は生命のシンボルで、象徴的な時期に
食したり、飾ったりしました。
イースターの卵の意味合いにはいくつか説があります。
マグダラのマリアの伝承の説は、皇帝に卵を献上しキリストの復活を告げた時に、
「白い卵が赤くなるくらいあり得ない」と皇帝が言いました。
すると、その卵が見る見るうちに赤く染まりました。
イースターの40日前の水曜日から、その前日までの期間を四旬節とします。
その時には節制には断食が行われ、解禁日のイースターには卵を食し祝う
という伝統があります。
卵は肉類と見なされ、禁食の対象となっていました。
ウサギ(野ウサギ)もよく見られるシンボルです。
イースターバニーと呼ばれ、子どもたちにイースターエッグを運んでくるのが
その役割です。