Scott McAfee
２０２０年米大統領選ジョージア州での選挙に干渉しようとしたとして
トランプ前大統領と１４人の同調者が訴えられた裁判で、
裁判を担当するスコット・マカフィー判事は２０日、
同州フルトン郡のファニ・ウィリス地区検事が引き続きその役職に就き
訴追に当たると判断しました。
それに対して、トランプ氏と共同被告らが異議を申し立てるのを認めました。
マカフィー判事は先週、ウィリス氏の資格剥奪を求める被告らの取り組みを退ける
判断を下しました。
今回はこの問題を再検討する許可を与えたことで、州の控訴裁判所による本件の解明
を可能にしました。
マカフィー氏は「裁判にとって極めて重要であり、直ちに再検討が行われるべきだ」
と述べました。
この措置は訴追自体を停止するものではありませんが、ウィリス氏の資格剥奪の
取り組み申し立てを裁判に行うことが可能。
Fani Taifa Willis Nathan J. Wade
マカフィー判事の先週の判断で、ウィリス氏は引き続き裁判を担当しますが、
同氏が任命したネーサン・ウェード特別検察官は辞任を余儀なくされました。
トランプ氏と共同被告人らは、ウィリス氏とウェード氏がかねてより不倫関係に
あり、利益相反が生じていたとして、両氏とも資格を剥奪されるべきだ
と訴えています。
Steve Sadow
本訴訟でトランプ氏の弁護を主導するスティーブ・サドー氏は、
マカフィー氏による２０日の措置は
「極めて重要」
「弁護側は、控訴裁による再検討が訴訟の破棄及び地区検事の資格剥奪につながる
と見込んでいる」
と述べました。
