米民泊仲介大手Airbnbは、11日、全世界の物件で屋内監視カメラの使用を禁止する
と発表。
Airbnbは従来、監視カメラの存在が物件紹介ページに明確に開示されています。
屋内の見える位置に設置されている場合に限り、ホストが共用エリアにカメラを設置
することを許可していました。
寝室やバスルームなどのスペースでは監視カメラは認められていませんでした。
11日の発表は、場所や目的、事前開示の有無を問わず、屋内監視カメラは
すべての物件で禁止。
「我々の目標はAirbnbに何を期待すべきかをより明確にコミュニティーに提示する、
新しい明確なルールを策定することにあった」
新ポリシーは宿泊者やホスト、プライバシーの専門家と協議の上で策定。
現時点で屋内監視カメラを設置している物件提供者は、4月30日までに撤去
しなければなりません。
ポリシー更新の1週間前に、米NBCのコメディー番組「 Saturday Night Live」
で、物件内のトイレに設置されたカメラをジョークのネタにした寸劇が
放送されています。