米海軍の誘導ミサイル駆逐艦「ジョン・フィン」/Mass Communication Specialist Justin Stack/U.S. Navy

USS John Finn, DDG-113

 

 

米海軍第7艦隊は28日に、誘導ミサイル駆逐艦「John Finn」が台湾海峡を航行した

 

と声明を発表。

 

 

 

艦隊の報道担当者は、通過は今月24日で国際法に準じた行動と発表。

 

米海軍艦船による台湾海峡の通航は今年になって初めてでした。

 

台湾で約2週間前に実施された台湾総統の選挙後でも初めてでした。

 

 

John Finnの今回の通過について中国国防省は、

 

米国は台湾周辺で軍事活動を高める行動に出ていると反発し、

 

米国は海空面での不測の事態を避けるために行動を変えることが必要と主張。

 

 

これに対し第7艦隊の報道担当者は、

 

台湾海峡の航行は沿岸国の領海問題の枠にとらわれない行動である。

 

「原則として全ての国家のための航行の自由を支持する米国の決意を見せつけるものだ」。

 

 

米国はこれまで度々、海軍艦船を台湾海峡に派遣するなどの行動で中国を牽制し、

 

それが中国が反発する摩擦要因となっています。

 

米海軍、米沿岸警備隊の艦船、偵察機による台湾海峡やその上空の通過は

 

昨年は11回でした。