2023年8月から10月にかけて西側諸国がウクライナに供与した支援は、

 

2022年の同時期と比べて9割近く減少。2022年1月以来最低の支援額です。

 

 

独 Kiel 世界経済研究所の調査で分かりました。

 

 

調査によると、

 

西側によるウクライナへの資金供与は大幅に減少。2023年8月から10月にかけて

 

ウクライナが受け取った資金は21億1000万ユーロで、これは2022年の同時期と

 

比べて87%減。2022年1月以来で最低水準です。

 

ウクライナに資金援助する42カ国中、過去3カ月間に新たな支援策に合意したのは

 

米国のさらなる支援が不透明の状態で、ウクライナはEUがかねてから予告していた

 

500億ユーロの支援策を最終決定することを願うしかありません。

 

 

EUは現在、今後4年間で200億ユーロの軍事支援で合意しようとしています。

 

2027年までマクロ金融支援を提供するため、さらに500億ユーロを確保する案が検討

 

されています。しかし、これらの計画は現在、一部のEU加盟国によって阻止されて

 

います。

 

ハンガリーはウクライナがこれまで受け取った支援金の用途報告書を提出していない

 

ので、追加援助をブロックしています。