Princw Harry and Princess Diana
英ヘンリー王子が生まれたとき、当時のチャールズ皇太子は生まれてきた子どもが
女児でなく男児だったことに失望していた。
と、故ダイアナ妃が語る新たな音声記録が公開されました。
ダイアナ妃は１９９０年代に複数の音声テープを録音しています。
９７年の自動車事故で亡くなる前、ひそかに作家Andrew Morton氏の元にテープを
届けさせていました。
ドキュメンタリー”Diana: The Rest of Her Story”
の来年の公開を前に、録音の一部が初めて公開されました。
今年８月３１日はダイアナ妃の死から２６年。
米ＡＢＣニュースの番組”Good Morning America”は今回、テープの音声を独占的に
確認。ダイアナ妃はこの中で、チャールズ皇太子がダイアナ妃の継母Raine Spencer
伯爵夫人と口をきかなくなった経緯について語っています。
Raine Spencer
これによると、ヘンリー王子の洗礼式の際、チャールズ皇太子はスペンサー伯爵夫人
に、「とても失望した。私たちは女の子だと思っていたから」と打ち明けました。
スペンサー伯爵夫人は言い返しました。
「あなたは普通の子どもが生まれてどれだけ幸せか気付くべき」。
その日以来、「シャッターが降りた。他人から言い返されると彼はそうなる」
とダイアナ妃は語っています。
ダイアナ妃の伝記を書いた Morton氏は、９月１日、ダイアナ妃の声や王室に対する
本人の見方を聞くのは胸が痛むとコメント。
「彼女はカミラ夫人が王妃になるとは一瞬たりとも考えていなかった」
テープは計７時間。他にも音声を公開する予定かと聞かれ、
Morton氏は「世界的に関心が寄せられているが、様子を見る必要がある」
と答えました。
