Mark Alexander Milley(右)とローマ教皇
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、21日、バチカンで、
米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と会談。
ウクライナでの戦争について話し合いました。
ミリー氏の報道官によれば、
両者は約30分にわたって話し合いを行いました。
ミリー氏はフランシスコ教皇に合衆国憲法のコピーを贈呈しました。
ウクライナ情勢をめぐる話し合いでは、フランシスコ教皇は、現在も戦われている
戦争における民間人の犠牲者数について特に懸念を示しました。
フランシスコ教皇は、ウクライナでの戦争について、批判の声を上げています。
フランシスコ教皇は今月、ポルトガル滞在時に、ウクライナでの戦争を終結させ
ないのであれば、欧州はどのような道を歩んでいるのかと疑問を示しました。
フランシスコ教皇は、ロシアに対して黒海からの穀物輸出に関する協定に復帰する
よう促しています。
バチカンがウクライナでの戦争を終わらせるための使命の一端を担っている
と述べました。
ミリー氏は、軍関係者や各国要人と会談する際は、礼装用の軍服を着用します
が、今回は背広を着用していました。