John Forbes Kerry米気候変動問題担当大統領特使(左)と中国外交トップの王毅氏
米国の Kerry気候変動問題担当大統領特使が、3日間の予定で中国を訪問中。
専門家らは、温室効果ガスの最大の排出国である両国の対話をが、気候問題解決に
向かうことを期待をしていると語っています。
Kerry氏は17日、北京市内で中国側の解振華気候変動事務特別代表と終日会談。
18日は外交トップの王毅氏とも会談しました。
国際環境団体グリーンピースの中国事務所で上級政策顧問を務める李碩氏は、
こうした会談を「明るい兆し」として歓迎し、
北半球全般が厳しい暑さに見舞われるなか、
「米中間で長年閉ざされていた気候対話のドアが半分開いた」
「軌道に戻そうとしている」
と述べています。
李氏は、11~12月に予定される第28回気候変動枠組条約締約国会議
(COP28)を前に、米中は引き続き協力する必要があると強調。