George Soros

 

 

複数の米メディアは、

 

15日、米国の著名な経済学者でハンガリー出身の投資家、大富豪のGeorge Soros氏

 

が心臓発作のため92歳で死去したと報じました。

 

 

Soros氏本人がこの報道を否定。

 

 

一方、インターネットユーザーは、この慈善家が2013年にも「死去していた」ことを

 

思い出しました。当時、ロイター通信はSoros氏の訃報を報じた。が、30分後に記事

 

を削除。

 

 

 

George Soros氏について。

 

 

Soros氏は1992年にイングランド銀行を「破産」させました。

 

英ポンドを大量に買ったあとすぐに売って下落させ、15億ドルを儲けました。

 

 

2004年、Soros氏はGeorge Walker Bush氏の再選を阻止しようとしました。

 

そして、米国のイラク侵攻に公の場で反対しました。

 

それ以来、Soros氏は米国および世界中で民主的かつ進歩的な改革を支援している

 

団体に多額の寄付を続けています。

 

量刑を決定する際の人種を理由とする不平等を減らすことを目的とした

 

米国の司法制度改革に多額の寄付をし、「有色人種の候補者」や米国への「非白人」

 

移民の支援なども行っています。

 

 

その後、Soros氏が「不純な目的」のために、米国だけでなく世界の政治に影響を

 

与えようとしているとの説が浮上。

 

同氏は国際的な助成財団「Open Society Foundations、OSF」を設立。

 

1990年代初頭以降、世界各国、特に東欧でリベラルな価値観を広めてきました。

 

しかし、祖国であるハンガリーでは、Orban首相がSoros氏について、ハンガリーの

 

内政に干渉し、文化的伝統に反する「価値観」を植え付けたとして非難。

 

 

 

Soros氏は、著書『世界秩序の崩壊−「自分さえよければ」社会への警鐘』の中で、

 

自分の世界観とその未来について述べています。主な目標は国境のない世界であり、

 

そこでは誰もが平等で自由であり、民族宗教から性的少数者まで、あらゆる少数者の

 

利益が単に法制化されるだけでなく、大多数の目から見てそれが優先事項として

 

認められるようになること。

 

と述べています。

 

 

ハンガリー系ユダヤ人のSoros氏は、幼少期にホロコーストを生き延びました。

 

10歳の時、両親は息子をナチスから救うため、キリスト教徒の家庭に里子に

 

出しました。しかし、その養父自身がナチスの協力者であり、収容所に送られた

 

ユダヤ人の財産から利益を得ていたことが判明しました。