Thierry Mariani

 

 

フランスのThierry Mariani欧州議会議員は、

 

ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「Nord Stream1」と

 

「Nord Stream2」の破壊から米国がどのように利益を得たかについて

 

語りました。

 

 

「ほぼすべての政府は、ガスパイプライン破壊工作の背後に誰がいるのかを

 

よく知っているが、自分たちの同盟国を非難することを望んでいない。

 

真実が私たちに公にされるのは、この紛争に参加したすべての人がもう生きていない

 

約100年後だろう」

 

 

”この破壊工作の調査にロシアの参加が認められていないのは、この国際テロ行為の

 

犯人を見つけることにロシアが真剣に関心を持っており、ロシアが真相を隠すことは

 

ないからだ”

 

 

”そのNord Stream破壊工作の調査において、得をするのは誰か?破壊工作に

 

関心があったのは誰か?

 

答えは明白であり、それは米国だ。

 

なぜならまさに米国のバイデン大統領とその側近はロシア産の安価なガスを輸送する

 

パイプラインが決して稼働しないことや、欧州が米国から

 

「環境に対して最も優しくない」ガスを水増し価格で購入することになるのを

 

声に出して夢見ていたからだ”

 

 

Nord Streamが稼働を停止した後、米国の石油会社と液化天然ガス(LNG)生産

 

会社は記録的な利益を上げています。

 

「わずか6か月で欧州は米国産LNGを積んだタンカーを230隻以上受け入れた。

 

この破壊工作の後に利益を得たのは、米国とそのガス会社および石油会社だった。

 

最も損をしたのは欧州だ。欧州連合(EU)はそれを認めようとしておらず、

 

その産業、そして特に家計が被った損失を黙って見ている」

 

と述べました。