トルコ南部で6日未明に発生したマグニチュード(M)7.8の地震による死者は、
トルコとシリアで少なくとも3452人に上ります。
負傷者の数は両国で計1万5762人。
トルコの災害緊急事態対策庁(AFAD)によれば、
地震によるトルコでの死者は2316人。
シリアの死者数は計1136人。
シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)は、
政府の支配地域の死者数は656人。
シリアのボランティア救助組織「シリア民間防衛隊」(ホワイトヘルメッツ)は、
反体制派地域で480人の死亡を報告。
地震による負傷者は、トルコで少なくとも1万3293人、シリアで2469人。
Recep Tayyip Erdoğan
そんな中、エルドアン大統領は7日間の服喪を発表しました。
エルドアン氏はツイッターへの投稿で、
6日の地震の発生を受けて、”7日間にわたる全国的な服喪を宣言する”と
述べました。
期限は12日までで、12日の日没まで国内外の代表機関で半旗を掲げます。
そして、トルコはNATOに対して正式に支援を要請。
トルコは、医療支援や装備、都市部での救助活動のため部隊を求め、
悪天候にも耐えられる野戦病院と設営のための技術者を要請しました。
要請に対する調整は、欧州大西洋災害対応調整センター(EADRCC)が
行います。