パキスタン北西部ペシャワルにある警察の敷地内のモスク(イスラム教礼拝所)で
30日に起きた自爆テロで、死者が31日時点で、
爆発による死者は少なくとも100人。負傷者217人。
近年のパキスタンで最も多くの犠牲者を出した攻撃の一つとなり、国家安全保障の
危機との見方が出ています。
警察は自爆テロには12キログラムの爆発物が使用されたとみています。
写真には、モスクの壁が粉々になり、ガラス窓や羽目板が強力な爆発によって破壊
された様子が写っています。
人権団体は今回の襲撃を非難し、パキスタンの治安が悪化するなか、新たな暴力が
発生することを懸念。
パキスタン人権委員会(HRCP)は声明で、
国が、州内の過激派組織に関する市民社会からの警告に耳を傾けていれば、
今回の襲撃は避けられた可能性があると指摘。
態勢が不十分な法執行機関の要員が今後も標的となり、民間人や警官が犠牲になる
として、国に対して早急な行動を求めました。