Antony John Blinken
アントニー・ブリンケン米国務長官は、
米議会がロシアの「テロ支援国家」認定に代わる案を検討中であると表明。
ロシアが外交に関心を示せば、ロシアとの会談は可能であるが、見込みはない
と述べました。
ブリンケン氏は、CNNのインタビューで、
「我々は圧力を高めるために、どのような措置を講じることができるかを
常に考えています。現在、『テロ支援国家』という指定を利用する際、
争点となりうるいくつかの法案について議会と協議を進めているが、
意図しない結果をもたらす可能性がある。
我々は議会と協力して、この目標を達成するための道筋を考えている」
米政権は以前、ウクライナ周辺の危機の解決策を見つける上で国際社会を
「縛る」ことになるため、ロシアを「テロ支援国家」として認めない
と述べていました。
またブリンケン氏は、ウクライナ情勢をめぐるロシアとの会談実施の可能性について
「プーチン大統領が実質的な外交への関心を示すまでは、進展の見込みは
ありそうにない」と述べました。
先に、バイデン大統領は、プーチン大統領と近くコンタクトを取ることは計画
していないが、仮にロシア側がウクライナ危機の終結に関心を示す場合、
そうした可能性を除外しないと表明。
