Henry Kissinger
ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官は、19日、
”ウクライナでの紛争を長引かせることはエスカレートを招く恐れがあり、
交渉によって終わらせる必要がある”
と述べました。
「交渉は行われなければならない。
また、この戦争をいつまでも長引かせないよう警告したい。
なぜなら、そうなると第一次世界大戦のようになり、エスカレートしていく
可能性が高いためだ。
だから私は、NATO加盟国が交渉の結果をどうすべきか、どんな結果が
得られるかについて、すぐに加盟国の間で合意することを望んでいる」
「NATO諸国がロシアに譲歩したことに反対し、ロシアはウクライナでの
特別作戦から”いかなる利益”も得るべきではない」
との考えを表明。
キッシンジャー氏の考えは、
ロシアは「戦争が始まる前の国境に戻るべき」であり、
現在支配下にあるウクライナの領土の15〜20%を譲り渡すべきだといいます。