新型制御通信機「EC-130J TACAMO
ロッキード・マーチン社は、新型制御通信機「EC-130J TACAMO
(Take Charge And Move Out)」のコンセプトを展覧会「Sea-Air-Space」で
発表。
Doomsday plane(地球最後の日の飛行機)は、弾道ミサイルを搭載した潜水艦を
制御するために設計されています。
米軍は、航空機の操縦および通信装備をテストするために3機のEC-130J-30機を
取得することを予定しています。
EC-130J TACAMOの初テスト飛行は2026年度の実施が予定されています。
同機には、衛星通信用機器と超長波通信用アンテナが搭載されています。
EC-130J TACAMOは、ボーイングE-6Bマーキュリーの指揮統制航空機群を補完。
これらの航空機群は、いわゆる「Doomsday plane」機群でもあり、
核攻撃を撃退する際の空中指揮拠点です。
航空機群は原子力潜水艦とのバックアップ通信を保障し、
米軍の戦略指揮拠点としても使用されます。