ブリンケン米国務長官は、２２日、ロシアのラブロフ外相との間で今週予定していた会談を
取りやめると発表。
ウクライナ問題をめぐり、外交解決への道が閉ざされようとしていることを示す決断です。
ブリンケン氏は
「ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、ロシアは一切の外交を拒否する姿勢を明らかに
していることから、現時点で会談しても意味がない」
との認識を示し、同盟諸国もこれに同意していると説明しました。
ラブロフ氏には同日、中止を知らせる書簡を送りました。
ブリンケン氏は、ロシアから国際社会に本気で事態の鎮静化や外交解決を図る意思表示が
あれば、外交努力を続ける決意だと強調。
同氏は国務省内で、訪米中のウクライナのクレバ外相とともに会見しました。
クレバ氏はこの日、ワシントンでバイデン大統領、オースティン国防長官とも会談しました。
